ゆうちょ銀行の振込手数料は2026年いくら?ネット・ATM・窓口の料金と最安ルートを徹底解説
2026年10月現在、ゆうちょ銀行の振込手数料は、送金先と手続き方法によって大きく異なります。他行宛ての振込は、ゆうちょダイレクトやゆうちょ通帳アプリなら一律165円、ATMでは5万円未満220円・5万円以上440円、窓口では660円・880円です。金額が大きくなるほど、手続き方法による料金差が目立ちます。
一方、ゆうちょ銀行同士の送金には、ネット経由なら月5回まで無料になる仕組みがあります。さらに、個人間の送金であれば、ゆうちょ通帳アプリから利用できる「ことら送金」で手数料を無料にできる場合もあります。大切なのは、単純に振込手数料だけを見るのではなく、送金先・金額・利用回数・送金目的に合わせて方法を選ぶことです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 他行宛ての最安ルート:ゆうちょダイレクト・ゆうちょ通帳アプリなら、振込金額にかかわらず1件165円。
- ゆうちょ銀行同士の送金:ゆうちょダイレクトと通帳アプリを合わせて月5回まで無料。6回目以降は1件100円。
- 個人間送金の節約策:条件を満たせば、ことら送金で1回10万円まで無料。月5回の利用上限がある。
【2026年10月最新】ゆうちょ銀行の振込手数料はネット165円、ATM220円から
ゆうちょ銀行の公式料金表では、他の金融機関への振込について、窓口・ATM・インターネットなどの手続き方法ごとに料金が設定されています。個人が通常の口座から他行へ振り込む場合、まず確認したいのが次の料金体系です。
| 振込方法・手続き | 5万円未満 | 5万円以上 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ゆうちょダイレクト | 165円 | 165円 | 金額にかかわらず一律料金 |
| ゆうちょ通帳アプリ | 165円 | 165円 | スマートフォンで手続き可能 |
| ゆうちょBizダイレクト | 165円 | 165円 | 法人向け。別途、契約料金・月額料金がかかる |
| ATM・Madotab | 220円 | 440円 | 5万円を境に料金が変わる |
| 窓口 | 660円 | 880円 | 対面で手続きできる |
| 自動振込 | 550円 | 770円 | 定期的な他行宛て振込向け |
| 組戻し・訂正 | 660円 | 660円 | 振込の取消し・内容変更にかかる料金 |
出典:ゆうちょ銀行公式「送金料金」「お金を送るには(ゆうちょ銀行口座から他の金融機関口座への振込)」。上記は通常の国内送金に適用される税込料金です。契約条件や取引内容によって異なる場合があります。
この料金表で押さえたいのは、他行宛ての振込では、ゆうちょダイレクトとゆうちょ通帳アプリの料金が一律165円という点です。ATMや窓口では5万円以上になると料金が上がりますが、ネット経由なら50万円でも100万円でも、通常の振込手数料は165円です。
なお、5万円ちょうどの振込は「5万円以上」の区分に入ります。ATMなら440円、窓口なら880円です。4万9,999円と5万円では、ATMで220円、窓口で220円の差が生じるため、振込金額の区分を間違えないようにしましょう。
また、ここで紹介しているATMの料金は、ゆうちょ口座から他行へ振り込む場合のものです。ゆうちょ銀行では、他行宛ての振込を現金で行う取り扱いはありません。口座からの振込を前提に、必要なキャッシュカードなどを準備してください。

【ゆうちょ銀行間の送金】電信振替は月5回まで無料になる
振込先もゆうちょ銀行の口座であれば、他行宛ての振込とは料金体系が異なります。ゆうちょ銀行同士の口座間送金は「電信振替」と呼ばれ、ゆうちょダイレクトやゆうちょ通帳アプリを使うと、月5回まで送金手数料が無料になります。
6回目以降は、1回につき100円です。この無料回数は、ゆうちょダイレクトとゆうちょ通帳アプリで共通の枠を使います。アプリで5回送金した後にダイレクトで送金すると、そちらは無料回数の残りがない状態になるため注意が必要です。
一方、窓口で電信振替を行う場合は1件146円、ATMやMadotabでは1件100円、ゆうちょBizダイレクトでは1件100円です。法人向けサービスには別途契約料金・月額料金がかかる場合があります。
ここでよくある誤解が、「ゆうちょダイレクトなら月5回まで振込無料」という理解です。正確には、月5回無料なのは、ゆうちょ銀行口座宛ての電信振替です。他の金融機関への振込は、ゆうちょダイレクトを使っても通常1件165円かかります。
したがって、家族や知人のゆうちょ口座へ送金するなら、まず電信振替の無料回数を確認するのが得策です。家賃や代金などの支払先が他行口座の場合は、165円のネット振込か、後述することら送金の対象になるかを検討しましょう。
【どれが一番お得?】ネット・ATM・窓口の選び方と銀行別比較
他行宛ての振込で手数料を抑えたいなら、基本的にはゆうちょダイレクトかゆうちょ通帳アプリが有利です。窓口での振込は、ネット振込に比べて495円から715円高くなります。ATMもネットより55円から275円高くなるため、操作に慣れている人ならネット経由を優先すると節約につながります。
例えば、5万円未満の振込では、ネットが165円、ATMが220円、窓口が660円です。5万円以上なら、ネットは165円のままですが、ATMは440円、窓口は880円になります。金額が大きいときほど、ネットと窓口の料金差が広がります。
2026年10月時点の他行宛て振込手数料を、主要銀行の公表料金と比較すると、次のような傾向があります。
- 三菱UFJ銀行:三菱UFJダイレクトの通常料金は3万円未満154円、3万円以上220円。
- 三井住友銀行:SMBCダイレクトの通常料金は3万円未満154円、3万円以上220円。Oliveなど、条件によって無料になる場合もある。
- りそな銀行:アプリ・マイゲートからの他行宛て振込は通常165円。
- 楽天銀行:他行宛て振込は通常145円。会員ステージや給与・年金などの受取条件によって無料回数が付く場合がある。
- ゆうちょ銀行:ゆうちょダイレクト・通帳アプリからの他行宛て振込は一律165円。
各行の公式手数料表を比較すると、ゆうちょ銀行のネット振込165円は、主要銀行の通常料金と同程度の水準です。ただし、銀行ごとに無料回数、会員特典、振込先の条件が異なります。楽天銀行の通常料金145円など、表面上の料金が安いサービスもあるため、振込頻度が高い人は無料特典も含めて比較するのが適切です。
また、銀行別の比較では、振込手数料だけでなく、口座を維持するコスト、給与受取口座の指定、アプリの使いやすさ、振込限度額なども確認しましょう。1回あたりの差額が数十円でも、毎月何度も振り込む場合は年間の負担に差が出ます。
ゆうちょ銀行を使い続けながら節約するなら、他行宛てはネットで165円、同行宛ては月5回の無料枠を利用する、という使い分けが分かりやすい判断基準です。

【ことら送金と比較】ゆうちょ通帳アプリなら無料で送れる場合も
個人間の送金であれば、通常の振込以外に「ことら送金」という選択肢があります。ゆうちょ銀行では、ゆうちょ通帳アプリを通じて利用でき、対応する金融機関などの口座へ1回あたり最大10万円まで無料で送金できます。
ゆうちょ銀行の公式案内によると、ことら送金の主な条件は次のとおりです。
- 送金手数料:無料
- 1回あたりの送金上限:10万円
- 利用可能回数:月5回
- 利用できるサービス:ゆうちょ通帳アプリ
- 送金先:対応する金融機関などの個人口座。口座番号のほか、対応していれば携帯電話番号やメールアドレスを指定できる
- 送金後のキャンセル・返金:不可
通常の他行宛て振込なら165円かかるところ、ことら送金の対象となる個人宛て送金であれば無料になります。例えば、友人への立替金の返済や家族への少額送金など、10万円以下の個人間送金では有力な選択肢です。
ただし、ことら送金は通常の振込と同じサービスではありません。利用できる金融機関や送金先に制限があり、事業者への支払いやすべての銀行振込に使えるわけではありません。また、送金手続き完了後はキャンセルや返金ができないため、送金先や金額を確実に確認してから実行する必要があります。
もう一つ押さえたいのが、ことら送金の月5回という上限は、ゆうちょダイレクト・通帳アプリの電信振替に設けられた月5回の無料枠とは別に数えられる点です。同行宛ての無料振替を使い切っていても、ことら送金の利用可能回数が残っていれば、条件を満たす個人間送金に利用できます。
なお、ことら送金を使うには、送金先も対応する金融機関などの利用条件を満たしている必要があります。アプリ上で送金先を確認し、利用できるかどうかを確かめてください。
【法人・定期送金向け】ゆうちょBizダイレクトと自動振込の料金
法人や個人事業主が定期的に他行へ送金する場合は、ゆうちょBizダイレクトや自動振込も比較対象になります。ゆうちょBizダイレクトの他行宛て振込手数料は、通常1件165円です。振込金額によって165円から上がる料金体系ではありません。
ただし、ゆうちょBizダイレクトには、振込手数料とは別に契約料金と月額料金がかかります。2025年6月2日以降の公表料金では、スタンダードプランは契約料金5,500円・月額1,100円、エキスパートプランは契約料金11,000円・月額2,200円です。契約内容や対象団体などによって扱いが異なる場合があります。
このため、1件あたり165円という振込料金だけを見て、個人利用にもBizダイレクトが有利だと判断するのは適切ではありません。毎月の振込件数、複数人での事務処理、データ伝送などの業務上の必要性を踏まえて検討する必要があります。
一方、自動振込は、毎月決まった時期に他行宛ての振込を行いたい場合に便利です。ゆうちょ銀行の公表料金では、5万円未満が550円、5万円以上が770円です。通常のネット振込165円と比べると割高ですが、毎回の手続きを省ける利点があります。
定期的な支払いでも、毎月自分で操作できるならネット振込のほうが料金を抑えやすいでしょう。振込忘れを防ぐことや事務処理を減らすことを優先するなら、自動振込の費用を利便性への対価として評価する考え方もあります。

【注意点】組戻し・訂正の手数料と振込前に確認すべきこと
振込では、手数料の安さだけでなく、送金先の入力ミスや手続き後の変更にも注意が必要です。ゆうちょ銀行では、振込人が送金を取り消すための組戻し、振込内容を変更するための訂正について、それぞれ1件660円の手数料が設定されています。
組戻しは、振込を実行した後に資金を取り戻すための手続きです。必ずしも相手から資金を回収できるとは限らず、手続きには相手側の状況などが関係します。振込手数料が返金されるとも限らないため、入力ミスを防ぐことが最も確実な対策です。
また、ゆうちょダイレクト、ゆうちょ通帳アプリ、ATM、窓口で行った振込の組戻し・訂正は、原則として窓口で受け付けています。ゆうちょBizダイレクトで行った振込は、Bizダイレクト上でも組戻し・訂正の受け付けが可能です。手続き方法によって窓口が異なる点も覚えておきましょう。
振込前には、次の項目を確認しておくと、余計な費用や手続きの手間を減らせます。
- 振込先の金融機関名・支店名・口座番号が正しいか
- 受取人名のカナ表記に誤りがないか
- 振込金額が5万円未満か、5万円以上か
- 他行宛てなのか、ゆうちょ銀行口座宛てなのか
- ことら送金を利用する場合、送金先が対応しているか
- 取引時確認が済んでいない口座から10万円を超える送金を行おうとしていないか
特に、取引時確認が済んでいない総合口座や振替口座からの10万円を超える振込は、ATM、ゆうちょダイレクト、ゆうちょ通帳アプリ、ゆうちょBizダイレクトでは取り扱いできません。本人確認などの手続きが必要になるため、高額送金を予定している場合は、事前に口座の確認状況と送金限度額を確認してください。
【ゆうちょ銀行振込手数料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆうちょ銀行から他行へ振り込む場合、最も安い方法は何ですか?
A1:通常の他行宛て振込では、ゆうちょダイレクトまたはゆうちょ通帳アプリを利用する方法が有力です。振込金額にかかわらず1件165円で、5万円以上でも料金は変わりません。個人間の送金で、送金先などの条件を満たす場合は、無料のことら送金も選択肢になります。
Q2:ゆうちょダイレクトの振込は月5回まで無料ですか?
A2:他行宛ての振込は通常1件165円です。月5回まで無料になるのは、ゆうちょ銀行口座宛ての電信振替です。ゆうちょ通帳アプリでの電信振替回数も合算され、6回目以降は1件100円になります。
Q3:5万円ちょうどをATMから振り込むと手数料はいくらですか?
A3:ゆうちょ銀行から他行へ5万円ちょうどを振り込む場合、ATMの手数料は440円です。5万円未満の220円ではなく、5万円以上の区分が適用されます。ゆうちょダイレクトや通帳アプリなら165円です。
Q4:ことら送金と通常の振込は何が違いますか?
A4:ことら送金は、対応する金融機関などの個人宛てに、1回10万円まで無料で送金できるサービスです。ゆうちょ銀行では通帳アプリから利用でき、月5回までという上限があります。すべての振込先に対応するわけではなく、送金完了後のキャンセル・返金もできないため、利用条件と送金先を確認してください。
Q5:窓口で振込を取り消す場合も手数料がかかりますか?
A5:振込の組戻しは1件660円、振込内容の訂正も1件660円です。手続きの結果や相手側の状況によっては、資金を取り戻せない場合があります。振込前に口座番号や受取人名を確認することが大切です。
Q6:自動振込と通常のネット振込は、どちらがお得ですか?
A6:手数料だけを比べると、通常のネット振込は1件165円、自動振込は5万円未満550円・5万円以上770円です。自分で手続きする手間を減らしたい場合は自動振込が便利ですが、毎回操作できる場合はネット振込のほうが費用を抑えられます。
まとめ:2026年のゆうちょ銀行振込手数料は送金先と方法で選ぶ
2026年10月時点のゆうちょ銀行の振込手数料は、他行宛てならネット165円、ATMは5万円未満220円・5万円以上440円、窓口は660円・880円です。通常の振込で費用を抑えたい場合は、ゆうちょダイレクトやゆうちょ通帳アプリを使う方法が基本になります。
ゆうちょ銀行同士の送金なら、電信振替の月5回無料枠を活用できます。個人間の少額送金であれば、ことら送金が使えるかどうかも確認するとよいでしょう。一方、法人の定期的な支払いでは、Bizダイレクトや自動振込について、振込手数料だけでなく月額費用や事務処理の負担まで比較する必要があります。
手数料を節約するうえで最も大切なのは、送金先を見極め、無料枠やサービスの対象条件を正しく理解することです。料金は改定される場合もあるため、実際に手続きする際は、ゆうちょ銀行の公式「送金料金」および各サービスの最新案内を確認してください。 (出典: ゆうちょ銀行 振込手数料(Yahoo!ニュース))