立志舎高等学校はどんな学校?偏差値38・通信制の実態と入試、学費を2026年最新解説
立志舎高等学校は、東京都墨田区太平二丁目に校舎を構える私立高校です。学校法人立志舎が運営し、平日に毎日通学するコースと、登校日数を抑えて卒業を目指す土曜コースを設けています。特徴的なのは、平日コースも通信制課程として設置されている点です。全日制高校のように通学しながら学びたい人にとって、この仕組みは進学先を選ぶうえで気になるポイントでしょう。
2026年度版の「みんなの高校情報」では、立志舎高等学校の偏差値は38と掲載されています。一方、同校の公式募集要項では学力試験を実施せず、推薦Aは面接、推薦Bと一般入試は面接・作文などによって学習意欲を確かめる方針が示されています。偏差値だけでは見えてこない学校生活の実態、評判、学費、入試制度を整理し、進学先として自分に合うか判断するためのポイントを解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 学校の特徴:東京都墨田区にある私立高校で、通信制課程ながら平日コースは月曜日から金曜日まで通学する仕組みです。
- 偏差値と入試:「みんなの高校情報」の2026年度版では偏差値38。一般的な学力試験ではなく、書類審査・面接・作文を中心に選考します。
- 学校選びの注意点:平日コースと土曜コースでは通学頻度も学費も異なります。授業内容、卒業までの学習計画、追加費用を確認することが大切です。
【立志舎高等学校とは】所在地・運営法人と学校の基本情報
立志舎高等学校の所在地は、東京都墨田区太平二丁目9番6号です。最寄り駅は錦糸町駅で、JR総武線系統や東京メトロ半蔵門線を利用できる立地にあります。運営するのは学校法人立志舎で、男女共学の普通科を設置しています。
同校の大きな特徴は、同じ高校のなかに通学スタイルの異なるコースがあることです。平日コースは毎日登校して授業を受けるスタイル、土曜コースは登校日を抑えながらレポートや試験などを通じて単位修得を目指すスタイルです。
学校公式サイトでは、立志舎高等学校を学校教育法第1条に定められた高等学校と説明しています。平日コースについては、月曜日から金曜日まで通学するコースとして認可を受けている一方、グラウンドが狭いことから通信制課程として設置したと説明しています。
つまり、「通信制高校だから毎日通わなくてもよい」というイメージだけで同校を判断するのは適切ではありません。平日コースを選べば、日常的に登校しながら学校生活を送ることになります。通信制という制度上の区分と、実際の通学スタイルは分けて考える必要があります。
なお、学校公式サイトには、学校法人立志舎の関連校として2027年4月開校予定の立志舎きらめき高等学校も案内されています。これは立志舎高等学校とは別の学校です。募集要項や学費を調べる際には、学校名を取り違えないよう注意しましょう。
【偏差値38・東京都内590位】数字だけではわからない入試難易度
立志舎高等学校の偏差値について検索すると、「偏差値38」「東京都内590位」といった情報が見つかります。「みんなの高校情報」の2026年度版では偏差値38が掲載されていますが、同サイトの現在の表示では東京都内583位/598校中となっています。590位という順位を掲載した検索情報もあり、順位は掲載校数や更新時期によって変動する点に注意が必要です。
同サイトの説明によると、掲載偏差値は模試集計会社から提供されたデータを基に算出され、2025年4月入学生の模試結果と入試結果を集計して2025年秋に掲載したものです。偏差値は入試難度の参考指標であり、学校の教育内容や生徒への支援の質を直接評価する数字ではありません。
さらに、立志舎高等学校の公式募集要項には「学力試験は行っていない」と明記されています。選考では書類審査や面接、作文を通じて学習意欲などを確かめるため、偏差値38という数字を、そのまま実際の合格ラインとして受け取ることはできません。
ここで押さえたいのは、偏差値が掲載されていることと、入試で筆記試験が実施されることは別問題だという点です。受験生は模試の判定だけで合否を予測するのではなく、募集要項に示された選考方法、出願資格、事前相談の要否を確認する必要があります。
また、学力試験がないからといって、誰でも無条件に入学できるという意味でもありません。面接で学習意欲を伝えられるか、必要書類を整えられるか、作文が求められる入試区分では自分の考えを文章にまとめられるかなど、選考に向けた準備は必要です。
【平日コースと土曜コース】通信制課程の実態と全日制との違い
立志舎高等学校のコース選びでは、通信制課程という名称だけでなく、実際にどれくらい登校するのかを確認することが重要です。学校公式サイトの案内では、平日コースは毎日通学し、土曜コースは登校日を抑えながら単位修得を目指す仕組みになっています。
平日コースは、全日制に近い生活リズムで高校生活を送りたい人に向いた選択肢です。公式サイトによると、授業時間は午前9時20分から午後4時10分までで、進学クラスと特進クラスには午後5時までの補講もあります。
平日コースには、普通クラス・進学クラス・特進クラスの3つがあります。公式のコース紹介では、成績による一律の振り分けではなく、進路や目標に応じた希望制として案内されています。
- 普通クラス:授業は午後4時まで。選択科目を活用し、部活動やアルバイト、趣味などとの両立を目指すスタイルです。
- 進学クラス:ゼミ学習を取り入れ、学力とコミュニケーション能力を伸ばします。火曜日と木曜日には午後5時まで補講があります。
- 特進クラス:国立・私立大学などの進路に応じたカリキュラムを用意し、平日の補講や土曜日の弱点克服講座などを実施します。
ゼミ学習では、生徒を6~8人程度のグループに分け、生徒同士が教え合いながら学ぶ方式を採用しています。先生の講義を聞くだけでなく、質問や対話を通じて理解を深めることを狙った仕組みです。受け身の学習が苦手な人にとっては、学習に参加するきっかけになる可能性があります。
一方、土曜コースは、登校頻度を抑えながら高校卒業を目指したい人向けです。レポートの提出、スクーリング、試験などを通じて単位を修得し、卒業に必要な条件を満たしていきます。登校日が少ないことは利点ですが、日々の学習を自分で進める力も必要です。
通信制課程を選ぶ理由は、生徒によって異なります。毎日通学できる人でも、学校の制度上の区分が通信制であることに違和感を覚えるかもしれません。しかし、立志舎高等学校の場合、公式サイトが平日コースを通信制課程として設置した理由を説明しています。名称だけで判断せず、登校日数、授業内容、卒業要件を具体的に比較することが大切です。
【2026年度の入試方法】A推薦は面接、B推薦・一般は作文も重視
立志舎高等学校の入試は、学力試験を課さず、書類審査・面接・作文などで選考する方式です。公式サイトでは、過去の成績だけでなく、これからの学習意欲や向上心を重視する方針が示されています。
令和8年度入学用の募集要項では、推薦入試はA推薦とB推薦に分かれています。A推薦は単願、B推薦は併願として案内され、選考方法も異なります。
- A推薦:書類審査と面接。作文はありません。2026年度の募集要項では、出身中学校の校長による推薦や、本校を第一志望とすることなどが出願資格として示されています。
- B推薦:書類審査・面接・作文。2026年度の募集要項では、出身中学校の校長による推薦に加え、在籍中学校の所在地に関する条件も定められています。
- 一般入試:書類審査・面接・作文。単願優遇、併願優遇、一般の区分が設けられています。
推薦入試や一般入試の一部区分では、事前の入試相談が必要です。公式募集要項では、在籍中学校の先生を通じて相談を申し込むよう案内されています。受験する区分によって資格や手続きが異なるため、自己判断で出願準備を進めるのではなく、中学校の先生と学校側に確認することが重要です。
面接では、志望理由や入学後に取り組みたいこと、自分に合ったコースを選んだ理由などを、自分の言葉で説明できるように準備しておくとよいでしょう。作文がある区分では、出題形式や指定条件を募集要項で確認し、文章を組み立てる練習をしておくことも有効です。これらは準備のための一般的な観点であり、具体的な質問や作文テーマを保証するものではありません。
なお、2026年10月時点で参照できる公式の募集要項は、令和8年度入学用の情報が中心です。これから2027年4月入学を検討する人は、令和9年度の募集要項が公開されているか、入試日程や出願条件に変更がないかを学校に確認してください。以下の2026年度の日程は、次年度の予定ではなく、過去の募集要項に基づく情報です。
令和8年度の推薦入試は2026年1月22日、一般入試は同年2月10日などに実施する日程でした。受験料は2万円と案内されていましたが、今後の受験に必要な金額や日程については、新しい年度の募集要項を優先してください。
【学費・費用を比較】平日コースと土曜コースで何が違う?
学費は、立志舎高等学校への進学を考える際に必ず比較したい項目です。令和8年度の公式募集要項によると、平日コースは入学金25万円、授業料年額37万円、施設費年額12万円、施設充実費年額7万円です。土曜コースは入学金5万円、授業料は1単位につき1万円、施設費年額2万円となっています。
| 比較項目 | 平日コース | 土曜コース |
|---|---|---|
| 通学スタイル | 月曜日から金曜日まで毎日通学 | 登校日を抑えて学習 |
| 学習の進め方 | 授業・ゼミ学習・クラス別補講など | レポート・スクーリング・試験など |
| 入学金 | 250,000円 | 50,000円 |
| 授業料 | 年額370,000円 | 1単位10,000円 |
| 施設費・施設充実費 | 施設費120,000円、施設充実費70,000円(各年額) | 施設費20,000円(年額) |
| 初年度の基本納入額 | 810,000円 | 350,000円(標準的な28単位履修の場合) |
| 3年間の基本納入額の目安 | 1,930,000円 | 850,000円(標準的な74単位履修の場合) |
表の金額は、学校が公表した令和8年度の学費を基に計算した基本納入額です。教材、制服、体操着、体育館シューズ、ロッカー、宿泊研修、修学旅行などの費用は別途必要になる場合があります。したがって、3年間の基本納入額をそのまま卒業までの総費用と考えるのは避けましょう。
学校公式サイトのFAQには、教科書代が年間1万~2万円程度、制服や体操着などを合わせて約10万円程度という案内があります。ただし、宿泊研修や修学旅行などについて掲載されている金額は2025年度の参考額です。2026年度以降の実際の費用は、学校から最新の案内を取り寄せて確認する必要があります。
また、就学支援金の対象となる場合でも、公式サイトではオンライン申請が必要と案内されています。支援の適用条件や還付時期を確認し、制度を利用する場合は申請漏れを防ぎましょう。支援金の対象となるかどうかによって、家庭が最終的に負担する金額は変わります。
単純な金額だけで比較すると土曜コースの基本納入額は低くなりますが、登校頻度、学習サポート、学校生活の過ごし方も異なります。費用を抑えることだけを目的に選ぶのではなく、自分が必要とする学習環境や支援と合わせて判断することが大切です。

【評判・口コミを検証】立志舎高校に向いている人、慎重に考えたい人
学校選びで気になるのが、在校生や卒業生による評判・口コミです。「みんなの高校情報」では、立志舎高等学校の口コミ評価は3.76点、投稿数は21件と掲載されています。一方、「みんなの通信制高校情報」では4.00点、15件という評価が掲載されています。サイトごとに評価の仕組みや回答者が異なるため、数字を単純に比較することはできません。
「みんなの高校情報」に掲載された口コミには、校則の自由度や個性を尊重する雰囲気、先生との関係、登校時間などを肯定的に評価する投稿があります。ただし、紹介されている投稿には2020年掲載のものも含まれます。過去の体験が現在の学校生活にもそのまま当てはまるとは限らず、口コミの投稿日を確認することが欠かせません。
また、「みんなの通信制高校情報」では、授業内容・コースや高卒資格の取りやすさに比較的高い評価が付いている一方、サポート体制や学費などの評価はそれらより低くなっています。これらは利用者による評価であり、学校全体の実態を断定する材料ではありませんが、入学前に何を確認すべきかを考える手掛かりにはなります。
口コミを読むときは、「自由な校風がよかった」という感想だけでなく、なぜ自由だと感じたのか、授業の進め方や先生への相談のしやすさはどうだったのか、卒業や進路に向けた支援に満足できたのか、といった具体的な内容に注目しましょう。評価が高いか低いかだけでは、自分との相性までは判断できません。
立志舎高等学校が向いている可能性がある人は、毎日通学しながら学校生活を送りたい人、自分の目標に合ったクラスを選びたい人、学力試験よりも面接や作文を通じて意欲を伝えたい人です。また、登校頻度を抑えたい人にとっては、土曜コースが選択肢になります。
反対に、登校日数をできるだけ減らしたいのに平日コースを選ぼうとしている人や、日々の学習管理を学校に任せたい人は、慎重な検討が必要です。平日コースは毎日通学するため、通学時間や学校生活の負担を考えなければなりません。土曜コースも、登校日が少ないから学習負担がなくなるわけではなく、レポート提出などを継続する必要があります。
入学を検討する際には、授業見学や学校説明会を利用し、校舎や授業の雰囲気、先生への相談方法、クラスごとの学習内容を自分の目で確かめることをおすすめします。学校公式サイトでも、事前に問い合わせたうえで授業を見学できると案内されています。
【プロの結論】立志舎高等学校を評価する際は、偏差値や口コミの総合点よりも、「自分が選ぶコースで、卒業まで無理なく学び続けられるか」を中心に考えるべきです。入試で学力試験がないこと、平日コースが通信制課程であること、土曜コースでは自分で学習を進める場面があること。この3点を理解すれば、入学後のミスマッチを減らしやすくなります。
【立志舎高等学校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:立志舎高等学校の偏差値は38で、東京都内590位なのですか?
A1:「みんなの高校情報」の2026年度版では偏差値38が掲載されています。東京都内590位とする検索情報もありますが、現在のページ表示では583位/598校中です。順位は掲載校数や更新時期で変わるため、偏差値と順位はいずれも参考情報として捉えましょう。
Q2:立志舎高等学校は学力試験なしで入学できますか?
A2:公式募集要項では学力試験を実施しないと案内されています。A推薦は書類審査・面接、B推薦と一般入試は書類審査・面接・作文です。学力試験がないことと、選考なしで入学できることは異なります。出願資格や必要書類も確認してください。
Q3:平日コースが通信制課程なのはなぜですか?
A3:学校公式サイトによると、平日コースは月曜日から金曜日まで通学するコースとして認可されていますが、グラウンドが狭いことから通信制課程として設置されています。通信制という区分だけで通学頻度を判断せず、実際の時間割や学校生活を確認しましょう。
まとめ:偏差値よりも通学スタイル・学費・支援体制で判断する
立志舎高等学校は、東京都墨田区にある学校法人立志舎運営の私立高校です。通信制課程でありながら平日コースは月曜日から金曜日まで通学でき、土曜コースでは登校日を抑えて高校卒業を目指せます。入試は学力試験を行わず、面接や作文などを通じて学習意欲を確認する方式です。
偏差値38という掲載情報や口コミ評価は、学校を調べる入口として役立ちます。しかし、入学後の満足度を左右するのは、数字だけではありません。毎日通学したいのか、自分のペースで学びたいのか、どの程度の学習支援が必要なのか、卒業までにいくらかかるのかを具体的に考える必要があります。
2027年4月入学を検討している人は、令和9年度の募集要項や最新の学費が公開されているかを学校に確認しましょう。そのうえで、授業見学や個別相談を利用し、自分の希望するコースの時間割、学習内容、卒業までの見通しを確かめてください。立志舎高等学校が自分に合うかどうかは、偏差値の高低ではなく、選んだ学び方を継続できる環境が整っているかによって判断することが大切です。 (出典: 立志舎高等学校(Yahoo!ニュース))