2026年ドラフト会議予想を徹底解説!12球団の1位指名と注目選手31人の行方
2026年のプロ野球ドラフト会議が、10月22日(木)16時50分から開催される。1位指名の中心となるのは、青山学院大の渡部海、同じく青山学院大の鈴木泰成、山梨学院高の菰田陽生ら。大学生の即戦力候補と、高い将来性を持つ高校生のどちらを優先するかが、12球団の戦略を分けるポイントになりそうだ。
さらに、最速157キロを記録した横浜高の織田翔希が10月15日に米球界挑戦を表明したことで、ドラフト直前の情勢は大きく変化した。プロ志望届を提出した状態で米国行きを目指す織田をNPB球団が指名するのか。スカウト会議や視察情報、球団別の補強ポイント、外れ1位の候補、注目選手31人、1〜6位の指名シミュレーションから、2026年ドラフトの見どころを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 1位指名予想:渡部海、鈴木泰成、菰田陽生を中心に、複数球団の競合と単独指名の駆け引きが焦点。
- 織田翔希の進路:10月15日に米球界挑戦を表明。プロ志望届は提出済みで、NPB球団による指名の可能性は残る。
- 指名戦略:捕手・先発投手・長打力のある野手など、各球団の年齢構成と選手層によって上位候補は変わる。
【2026年最新ドラフト会議予想】12球団の1位指名候補と競合の行方
10月21日時点の公開予想を比較すると、1位指名は渡部海、鈴木泰成、菰田陽生の3人を軸に動くシナリオが有力だ。織田翔希の米球界挑戦表明を受け、以前の予想から候補を入れ替える動きも出ている。
ドラフトウォッチやドラフト会議関連の公開予想では、球団によって評価が分かれる一方、捕手の渡部、即戦力右腕の鈴木、二刀流の菰田が上位候補として繰り返し名前に挙がっている。以下は公開情報と補強ニーズを組み合わせた編集部の予想であり、球団が公表した指名方針ではない。
| 球団 | 1位指名予想 | 外れ1位・対抗候補 | 予想のポイント |
|---|---|---|---|
| 巨人 | 菰田陽生 | 鈴木泰成、藤澤涼介 | 将来の主軸となる大型選手を確保する構想 |
| 阪神 | 渡部海 | 前嶋藍、末吉良丞 | 次世代の正捕手候補を優先するシナリオ |
| DeNA | 菰田陽生 | 鈴木泰成、榊原七斗 | 二刀流の将来性と野手の長打力を評価 |
| 広島 | 渡部海 | 宮原廉、前嶋藍 | 捕手と打線の強化を両立する構想 |
| 中日 | 渡部海 | 前田侑大、鈴木泰成 | 捕手の将来性と投手補強の両面を検討 |
| ヤクルト | 榊原七斗 | 菰田陽生、藤澤涼介 | 外野の走攻守と長期的な打線再建を重視 |
| ソフトバンク | 菰田陽生 | 前田侑大、鈴木泰成 | 高い成長上限を持つ素材か即戦力投手か |
| 日本ハム | 鈴木泰成 | 菰田陽生、榊原七斗 | 先発投手の補強と将来性の両立 |
| ロッテ | 鈴木泰成 | 菰田陽生、角田楓斗 | 先発陣の底上げを優先するシナリオ |
| 楽天 | 渡部海 | 鈴木泰成、前嶋藍 | 将来の捕手層を厚くする構想 |
| オリックス | 鈴木泰成 | 渡部海、有馬伽久 | 投手陣の整備と捕手の世代交代を比較 |
| 西武 | 米沢友翔 | 鈴木泰成、角田楓斗 | 即戦力の大学生投手を優先するシナリオ |
最も注目したいのは、最初の入札がどの程度分散するかだ。菰田に複数球団が集まれば、抽選を外した球団が大学生投手や捕手に切り替える展開が考えられる。一方、渡部や鈴木に入札が分かれれば、他の有力候補を単独で獲得できる球団が現れる可能性もある。
なお、球団ごとの指名候補は直前の評価や選手の進路によって変わる。特に織田の米球界挑戦表明は、投手を最優先としていた球団の選択肢を組み替える要因になっている。

【注目選手31人】高校生・大学生・社会人の有力候補を総整理
アマチュア野球研究所が公開した注目選手一覧では、上位指名候補31人が紹介されている。高校生8人、大学生18人、社会人5人という構成で、最速150キロ台の投手、強肩捕手、俊足の外野手、長打力を持つ野手など、球団の事情に応じて選択肢が広がる顔ぶれだ。
以下は同研究所の一覧に基づく31人の概要。高校生・大学生については、プロ志望届の提出状況が指名対象を判断するうえで重要になる。
高校生の注目候補8人
- 織田翔希(横浜・投手):最速157キロ。U18日本代表。10月15日に米球界挑戦を表明。
- 末吉良丞(沖縄尚学・投手):最速150キロの左腕。U18日本代表で、全国大会の経験も豊富。
- 菰田陽生(山梨学院・投手/内野手):195センチ、102キロの大型二刀流。最速152キロ、高校通算39本塁打。
- 池田聖摩(横浜・遊撃手/投手):最速152キロの二刀流タイプ。U18日本代表。
- 杉本真滉(智辯学園・投手):奪三振能力を持つ左腕。2026年センバツ準優勝を経験。
- 松岡史穏(都立雪谷・投手):最速148キロ。直球を軸とする投球が特徴。
- 田中諒(日大三・捕手):180センチ、100キロの大型捕手。高校通算30本塁打。
- 平山護(東筑・捕手):二塁送球1.88秒の強肩捕手。主将として甲子園に出場。
大学生の注目候補18人
- 鈴木泰成(青山学院大・投手):最速155キロ。東都大学リーグの最優秀投手。
- 渡部海(青山学院大・捕手):二塁送球1.85秒の強肩強打。大学日本代表の主将。
- 米沢友翔(関西大・投手):最速149キロの左腕。全日本大学選手権MVP。
- 渡辺和大(慶應義塾大・投手):最速151キロの左腕。大学選手権で防御率0.00を記録。
- 広池浩成(慶應義塾大・投手):ブルペンで最速156キロを計測した右腕。
- 川尻啓人(亜細亜大・投手):最速158キロ。4年春に評価を高めた右腕。
- 猪俣駿太(東北福祉大・投手):最速155キロ。春季リーグ防御率1.09。
- 宮原廉(近畿大・投手):最速157キロ。2季連続でベストナインに選出。
- 角田楓斗(富士大・投手):最速153キロの本格派右腕。
- 馬場拓海(日本体育大・投手):最速156キロの変則右腕。リーグ最優秀投手。
- 有馬伽久(立命館大・投手):最速151キロの左腕。神宮大会で10者連続三振。
- 的場吏玖(天理大・投手):4年春に5勝0敗、防御率0.99を記録。
- 福原聖矢(明治大・捕手):二塁送球1.73秒。走攻守を備えた捕手。
- 岡田啓吾(明治大・二塁手):50メートル5秒69の俊足。大学日本代表。
- 榊原七斗(明治大・外野手):走攻守がそろった中堅手。大学日本代表。
- 内海優太(明治大・外野手):高校通算34本塁打。4年春にベストナイン。
- 伊藤櫂人(中央大・三塁手):4年春に打率.316、4本塁打を記録。
- 春山陽登(大阪商業大・外野手):1試合3本塁打を記録した右の長距離打者。
社会人の注目候補5人
- 樋口新(王子・投手):最速151キロの左腕。社会人1年目に最優秀防御率を獲得。
- 沢山優介(ヤマハ・投手):最速151キロの大型左腕。WBCブラジル代表の経験を持つ。
- 印出太一(三菱重工East・捕手):早稲田大出身。東京六大学でベストナイン3回の強打の捕手。
- 藤澤涼介(東京ガス・内野手):打球速度153キロを記録。俊足と長打力が持ち味。
- 柴崎聖人(王子・外野手):50メートル5秒9の俊足で、外野の複数ポジションに対応する。
31人を比較すると、高校生は身体能力と将来性、大学生はリーグ戦で示した実績やプロでの即戦力性、社会人は完成度が主な評価軸になる。最速球速だけで順位が決まるわけではなく、制球力、変化球、守備力、故障歴、プロでの役割まで含めて評価される点を押さえたい。
また、プロ志望届を提出していない選手は、能力が高くても通常のNPBドラフトでは指名対象にならない。候補者リストに名前があることと、指名できる状態にあることは分けて確認する必要がある。
【1位〜6位の指名シミュレーション】12球団の補強プランを予想
ここでは、10月中旬までに公開された候補リスト、球団別の予想、ポジション構成をもとに、各球団の1〜6位候補を独立したシナリオとして整理する。1位は最初の入札予想、2〜6位は補強ニーズに沿った候補の並びだ。抽選結果や他球団による先取りを反映した単一の仮想ドラフトではないため、実際の指名順とは異なる。
セ・リーグ
- 巨人:1位・菰田陽生、2位・藤澤涼介、3位・米沢友翔、4位・渡辺和大、5位・新城楓雅、6位・平山護。
- 阪神:1位・渡部海、2位・前嶋藍、3位・末吉良丞、4位・常深颯大、5位・飯田泰成、6位・福原聖矢。
- DeNA:1位・菰田陽生、2位・榊原七斗、3位・仲井慎、4位・佐藤悠太、5位・西平晴人、6位・木口永翔。
- 広島:1位・渡部海、2位・宮原廉、3位・山里宝、4位・前嶋藍、5位・的場吏玖、6位・内海優太。
- 中日:1位・渡部海、2位・前田侑大、3位・柴崎聖人、4位・高田瑛大、5位・田山纏、6位・池田聖摩。
- ヤクルト:1位・榊原七斗、2位・春山陽登、3位・樋口新、4位・田中諒、5位・柿本晟弥、6位・松本直。
パ・リーグ
- ソフトバンク:1位・菰田陽生、2位・平田玲翔、3位・猪俣駿太、4位・黒田義信、5位・牟禮翔、6位・馬場拓海。
- 日本ハム:1位・鈴木泰成、2位・榊原七斗、3位・樋口新、4位・末吉良丞、5位・池田聖摩、6位・田中皐晴。
- ロッテ:1位・鈴木泰成、2位・山里宝、3位・星野世那、4位・池田聖摩、5位・吉川凌平、6位・福原聖矢。
- 楽天:1位・渡部海、2位・前嶋藍、3位・沢山優介、4位・新城楓雅、5位・野村亮輔、6位・岡本翔斗。
- オリックス:1位・鈴木泰成、2位・有馬伽久、3位・春山陽登、4位・末吉良丞、5位・猪俣駿太、6位・印出太一。
- 西武:1位・米沢友翔、2位・角田楓斗、3位・黒田義信、4位・仲井慎、5位・佐藤大介、6位・内藤崚。
2〜6位は、公開されている候補者とファン予想などを参考にした仮説であり、球団の正式なリストではない。選手の評価や当日の指名状況によって、上位候補が下位まで残らないケースも当然考えられる。
特に外れ1位では、初回入札で競合した球団が同じ選手に集中するか、別の候補へ分散するかが重要になる。菰田を外した球団が即戦力投手の鈴木や捕手の渡部に向かう展開、渡部を逃した球団が前嶋ら別の捕手候補を検討する展開などが想定される。
【球団別の補強ポイント】パ・リーグ6球団と年齢別デプスの見方
ドラフト戦略を読み解くうえでは、単に「投手が不足している」「捕手が足りない」と人数だけを見るのでは不十分だ。支配下登録の人数に加え、年齢、故障状況、主力選手の契約、数年後に一軍を担える候補が何人いるかを確認する必要がある。
ドラフトウォッチが10月16日に公開したパ・リーグ6球団の補強分析でも、ポジションと年齢を組み合わせたデプス表を使い、補強優先度と1〜5位の指名プランを比較している。球団別に注目したいポイントは次のとおりだ。
- ソフトバンク:将来の主力となる素材型選手を狙うか、先発投手を中心に即戦力を積み増すか。菰田のような高い成長上限を持つ選手への入札が選択肢となる。
- 日本ハム:将来の先発陣と野手の主力候補をどう両立させるか。鈴木のような大学生投手と、高校生の素材型候補を比較したい。
- ロッテ:先発投手の層を厚くする戦略が焦点。大学生投手を上位で獲得し、早期の戦力化と長期的な成長の双方を狙うシナリオが考えられる。
- 楽天:捕手の世代交代が検討材料。渡部のような大学生捕手を獲得できれば、将来の正捕手争いに選択肢を増やせる。
- オリックス:捕手の登録人数だけでは実際の選手層を判断できない。ドラフトウォッチの分析では、捕手登録が8人でも故障や本職以外の選手を考慮すると実働候補は限られ、若月健矢と石川亮がともに31歳である点も指摘されている。
- 西武:先発投手の将来枠と即戦力の確保が課題になり得る。大学生投手を上位で確保しながら、野手の成長余地も見極める戦略が考えられる。
セ・リーグでも同じ考え方が必要だ。阪神は次世代の捕手候補、広島は捕手や長打力のある野手、ヤクルトは外野の走攻守を備えた選手など、補強ポイントと候補の特性が一致するかどうかが指名を読む手がかりになる。
ただし、デプス表はあくまで編成判断の補助資料だ。若手が一軍で急成長すれば補強優先度は下がり、故障や移籍によって評価が変わることもある。前年のドラフトで指名した選手がどの程度育っているかも、今年の指名を左右する。
【スカウト会議・視察情報】リストアップの意味と外れ1位の読み方
ドラフト直前に注目される情報が、スカウト会議での候補選定と、各球団の視察状況だ。ドラフト会議ホームページの公開リストでは、候補の評価を色分けし、指名濃厚、スカウト会議でのリストアップ、マークしている選手、直近の視察などを区別している。視察に参加した人数が示されるケースもある。
こうした情報を読む際は、選手名が掲載されたことと、1位指名が決まったことを混同しないことが大切だ。複数人での視察は球団の関心を示す材料になるが、指名順位は補強ポイント、他球団の動向、選手の進路、評価会議の結果によって変わる。
具体例として、ドラフトウォッチの公開分析では、阪神が9月24日のスカウト会議で渡部海を有力候補として検討したと紹介されている。また、広島については6月の会議で長打力のある捕手・野手を補強ポイントに設定したとされる。こうした情報は、候補者の能力だけでなく球団の事情から指名を予測するうえで参考になる。
一方、スカウトの視察が多い選手でも、最終的に指名されるとは限らない。指名順位を予想するなら、次の3点を組み合わせて判断したい。
- 評価の高さ:複数球団が上位候補として扱っているか。
- 編成上の必要性:同じポジションの年齢構成や一軍候補の人数に課題があるか。
- 指名の実現性:競合を避けて単独指名を狙うのか、外れ1位の候補を用意しているのか。
この3点が重なる選手は、直前予想で評価を上げる可能性がある。反対に、知名度が高くても球団の補強方針と合わない場合は、1位指名を見送られることも考えられる。

【織田翔希の米球界挑戦】ドラフト指名の可能性は残っているのか
2026年ドラフトの大きな焦点が、横浜高の織田翔希だ。最速157キロを記録した右腕は、10月15日に横浜市内の同校で記者会見を開き、米球界への挑戦を表明した。日刊スポーツなどの報道によると、米国の大学への進学も選択肢に含めている。
織田の進路が注目されるのは、単に球速が速い高校生だからではない。NPB球団に入団して育成を受ける道と、米国で直接プロを目指す道では、契約、育成環境、競争相手、渡米後の進路が異なる。将来の目標をどこに置くかによって、選手自身が選ぶルートも変わる。
重要なのは、米球界挑戦を表明したことと、NPBのドラフトで指名対象から外れたことは同じではない点だ。織田はプロ志望届を提出しており、10月22日のドラフトでNPB球団が指名すること自体は可能と報じられている。
ただし、指名された場合にNPB球団への入団を選ぶかどうかは別の問題だ。指名があっても本人の進路希望と一致するとは限らず、米球界挑戦の意向を踏まえて各球団が判断することになる。
過去には2012年に花巻東高の大谷翔平が米球界志向を示すなか、日本ハムが1位指名し、最終的にNPB入りした例がある。ただし、当時の経緯と織田の状況は同一ではない。歴史的な前例は比較材料にはなるが、今回も同じ結末になると予測する根拠にはならない。
織田がNPBの1位候補から事実上外れる展開になれば、菰田、末吉良丞、鈴木、渡部らに注目が集まりやすくなる。逆に、どこかの球団が織田を指名する決断をすれば、当日のドラフト全体の流れを左右する可能性がある。
【開催日程・プロ志望届・歴代1位との比較】当日までに知っておきたい基礎情報
日本野球機構(NPB)の公式開催要項によると、2026年のドラフト会議は「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」として、10月22日(木)16時50分開始予定。会場はグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールだ。
テレビ中継はTBS系列全国ネットとスカイA、ラジオはニッポン放送、インターネット配信はDAZNとU-NEXTが案内されている。中継サービスや放送時間の詳細は、当日の公式案内も確認したい。
高校生と大学生のプロ志望届は10月8日に締め切られた。アマチュア野球研究所が整理した提出状況では、高校生127人、大学生149人の計276人が対象となる。社会人・独立リーグの選手は、それぞれの規定に基づいて扱われる。
この数字から分かるのは、ドラフト候補の知名度と指名資格は別の情報だということだ。注目選手として紹介されていても、必要な届け出をしていなければNPBドラフトの指名対象にはならない。織田のように米球界挑戦を表明していても、プロ志望届の提出状況によって指名の可否が変わるため、進路報道と制度上の資格を分けて見る必要がある。
歴代の1位指名と比較すると、球団が求めるものは必ずしも即戦力だけではない。2012年の大谷翔平のように、将来の可能性を高く評価して競合覚悟で指名するケースもあれば、大学生の即戦力投手や捕手を優先し、数年以内の戦力化を狙うケースもある。
2026年は、菰田の二刀流としての将来性、鈴木の大学生投手としての完成度、渡部の捕手としての希少性が、それぞれ異なる価値を持つ。どのタイプを1位で獲得するかは、球団が目先の補強と数年先のチームづくりをどう両立させるかを映し出す。
【プロの結論】ドラフト予想で本当に見るべき3つの判断基準
ドラフト会議予想を読み解く際、最も大切なのは候補者の人気ランキングをそのまま指名順位に置き換えないことだ。実際の指名は、選手の能力だけでなく、球団の補強ニーズ、年齢構成、競合リスク、本人の進路が重なって決まる。
第一に、1位指名では「最も優れた選手」と「最も必要な選手」が一致するとは限らない。菰田のように将来の伸びしろを重視する選択と、渡部のようにポジションの将来を見据えた選択では、評価の基準が異なる。球団の事情を把握して初めて、指名予想に具体性が生まれる。
第二に、スカウトの視察情報は単独で判断せず、会議での評価や編成上の課題と組み合わせる。視察の人数や頻度は関心の強さを示す材料だが、それだけで1位指名を断定することはできない。外れ1位の候補まで準備しているかどうかも、予想の精度を左右する。
第三に、プロ志望届と選手本人の進路希望を必ず確認する。織田翔希のケースが示すように、能力が高くても、選手が目指す道と球団が想定する獲得プランが一致するとは限らない。指名可能かどうかと、実際に入団する可能性は別々に考える必要がある。
この3点を押さえれば、単に「誰が1位か」を当てるだけでなく、なぜその球団がその選手を選ぶのか、抽選を外したあとにどのポジションへ切り替えるのかまで見通しやすくなる。
【ドラフト会議予想】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のプロ野球ドラフト会議はいつ開催されますか?
A1:NPBの公式開催要項では、2026年10月22日(木)16時50分開始予定です。会場はグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで、テレビ・ラジオ・インターネットでの中継も案内されています。
Q2:2026年ドラフトの1位指名で注目される選手は誰ですか?
A2:青山学院大の渡部海、鈴木泰成、山梨学院高の菰田陽生が中心候補です。高校生左腕の末吉良丞や、進路が注目される織田翔希も話題になっています。実際の指名は球団の補強方針や競合状況によって変わります。
Q3:織田翔希は米球界挑戦を表明したため、NPBドラフトでは指名されませんか?
A3:米球界挑戦の表明だけで、NPBの指名対象から外れるわけではありません。織田はプロ志望届を提出しており、指名自体は可能と報じられています。ただし、指名後の進路や契約は別の問題で、本人の意向と米国での選択肢が焦点になります。
まとめ:2026年ドラフトは1位競合と織田翔希の進路が焦点
2026年のドラフト会議は、10月22日(木)16時50分から開催予定だ。1位指名では渡部海、鈴木泰成、菰田陽生を中心に競合が起こる可能性があり、各球団の補強ポイントによって外れ1位の候補も変わると予想される。
高校生・大学生・社会人の注目選手31人には、将来性に優れた素材型から、プロでの早期活躍が期待される即戦力まで、多様な候補がそろっている。球団別の補強ポイントや年齢別デプス、スカウト会議でのリストアップ、視察状況を組み合わせれば、指名の背景も見えやすくなる。
最大の注目点は、米球界挑戦を表明した織田翔希の扱いと、初回入札の競合がどこに集中するかだ。ドラフト会議では選手の評価だけでなく、球団の編成戦略と本人の進路選択が交差する。指名結果を確認するときも、獲得した選手の名前だけでなく、どの補強課題を解決するための指名だったのかに注目したい。 (出典: ドラフト会議 予想(Yahoo!ニュース))